冷え性になってしまう原因は一体何でしょうか?
■ 自律神経
体温の調節をつかさどる自律神経は、熱さや寒さの刺激があったほうが活性化します。ところが、現代人の生活は、冷暖房の室内のなかで、
夏はクーラー、冬は暖房の中でという生活環境が原因で温度感応能力が低下し、なおかつ体温調整機能が低下してしまっているのです。
快適に過ごせる半面、体の抵抗力や、皮膚の温度に対する適応能力が低下したことが、冷え性の増加につながっているといえるでしょう。
自律神経は、感情などの影響を受けやすいので、過度のストレスで自律神経失調症になると、冷えの症状が起こりがちになります。
また、自律神経は、女性ホルモンの分泌をコントロールする神経と密接な関係にあります。
出産や閉経時に自律神経のバランスが崩れ、冷え性になる女性が多く見られます。
■低血圧や貧血症
冷え性の人は、動脈硬化などが原因で血管が細くなり、末端の毛細血管に温かい血液が流れにくくなっています。
また、冷え性の人は、静脈の流れが悪いため、動脈の血液が体中に行き渡る前に冷えてしまいます。この状態は手足のほかに、
下腹部でもよく起こり、女性の腰の冷え性の主な原因となっています。
低血圧とは、心臓から血液を送り出す力が弱い状態のことをいいます。
体の隅々まで血液が行き渡らず、冷えを感じます。
貧血とは、血液中の赤血球の働きが悪い状態をいいます。酸素や栄養が行き渡らず、体が冷えてしまうのです。
■運動不足
車社会となり、建物の中でも、エレベーターやエスカレーターが完備されている生活の中で、
最低限の運動である「歩く」という こともしなくなりがちな、現代人の中で「運動不足」という言葉が増えています。
冷え性に悩む女性の中には、仕事で一日中パソコンの前に座ったまま・・・という人が多いのも事実です。
体を動かさないと、血液の巡りが悪くなり、血行不良になります。
私達、人間の筋肉の70%以上は、下半身に存在しているので、歩くことや下半身を使う運動などが体の冷えを防ぐ対策になるといえるでしょう。
■食生活

冷たい食べ物や飲み物は体を冷やす原因となります。
冷暖房が完備されている現在では、真冬でも冷たい食べ物を食べたりしています。身体を冷やす食べ物は胃腸を冷やし、血液を冷やし、
冷えを起こします。
また、必要以上の水分摂取も冷えの元となります。
また、脂っこい食事やファーストフードなどが多くなると、血液がドロドロになってしまい、血液障害を起こし、身体を冷やす原因となるのです。
バランスよく食事を摂る事も冷えを防ぐ対策になります。